ADempiereは、オープンソースコミュニティから生まれたERPパッケージです。
販売・購買・在庫・生産・会計の各業務を統合したパッケージで以下のような特徴があります。
■オープンソースである
オープンソースのため、ライセンスが無料です。
また、ソースが公開されているため、拡張やカスタマイズが可能です。
■ノンプログラミングでカスタマイズができる
画面追加や変更、画面項目の追加や変更がノンプログラミングでGUIからできます。
そのため、画面が足りない、レポートが足りない、画面項目が足りないなどといったことがあっても
GUIから簡単に追加することができ、誰でも簡単にカスタマイズができるため、コストをおさえることができます。
■開発初期からグローバルを想定している
マルチ言語、マルチ通貨、マルチ会計など、プロジェクトの立ち上げ当初からグローバルを意識したつくりになっており、グローバル対応に強いパッケージといえます。
■各業務機能が充実している
販売・購買・在庫・生産・会計の各業務を備えています。
また、人事給与、固定資産管理なども追加モジュールとして提供されています。
受注伝票、発注伝票、出荷伝票、仕入れ伝票など各伝票登録画面、
自動仕訳、入金、消しこみ処理はもちろん、
生産管理では、MRPによる所要量計算・指図作成や原価計算機能、
見込み生産のための独立所要登録機能なども備えています。
■レポートや帳票
レポートや帳票も充実しており、
注文書、納品書、請求書など標準のものが実装されています。
必要があれば、JasperReportによりカスタマイズが可能で、個別の帳票フォーマットを作成することも可能です。
オンラインレポート機能では、ノンプログラミングで自由に出力するレポートを構成することができます。
■サブシステムとの連携
サブシステムとの連携として、インポート画面を装備しており
注文データ、会計データ、ワークフローなどさまざまなデータのインポートを想定しています。
また、アウトプットとしては、レポート出力機能によりCSV、Excel、HTML、PDFとさまざまな形式でデータを出力できます。
さらに、リアルタイムな連携として、追加モジュールによりWebServiceを使用した連携にも対応が可能です。
WebServiceを使用すれば、ADempiereのデータをインポートなどの処理をはさまずに、サブシステムからリアルタイムに即時に閲覧、更新することが可能です。
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